アート科学鑑定〜「美しき姫君」はダ・ヴィンチの真作か

 ナショナルジオグラフィック。
 オークションに出された一枚の絵画が掘り出し物だと直感したシルバーマン氏はその絵と奇跡の再会を果たしたことで購入。科学的な鑑定を様々な人々に依頼していく。

 普通はグレーの結果に終わりそうな内容なのに、かなり可能性が高いと思えるところまで迫っていて熱かった。ダ・ヴィンチが左利きの特徴を持っていることも地味に強い。

 実際の絵として、いいものなのか気になっていたけど、そこも模写を担当した画家がべた褒めしてくれたので納得できた。
 でも、ダ・ヴィンチの作品という看板がなければ価格には限界があるのだろうなぁ。日本の茶器なんかも同じかな。

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ストレスの不思議 ナショナルジオグラフィック

 サボルスキーというストレスの少なそうな名前の博士が研究しているストレスの不思議が紹介される(本人はあまりストレス耐性が強くないとの自覚だった)。ヒヒの殺伐とした文化が病気の蔓延により豹変したことが興味深い。
 人間の文化も、もしかしたらそんな転機があったのかもしれない。

 上司ほどストレスが少なく、部下はストレスをため込んでいるとのイギリス公務員での分析は、日本の場合はプレイングマネージャー()にピークが来そうに感じた。
 最上層がいちばんノホホンとしているか、不条理なストレスをため込んでいるかは組織によるのかなぁ。
 ヒヒに例えられるのは正直かわいそうだった。それでも受け入れられるなら余裕のある証拠。

 障害児をもつ母親たちが一年に六年分年老いているとの研究は非常に衝撃的だ。日本の場合は親であるだけでも、相当のストレスが掛かっているのではないかなぁ。
 だからといって親がいなくなった社会が終わってしまう。

 学者たちが言うように社会的評価のシステムを考え直すことが必要なのだろう。

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ナショナル ジオグラフィック ストレスの不思議 [DVD]
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テスラモデルS〜スーパー・ファクトリーのすべて〜 ナショジオ

 世界の自動車がすべて電気自動車になることを夢見るテスラ社員たちの戦い。それぞれの得意分野で棲み分けになる発想はないらしい……半分宗教だと思った。
 まぁ、電気自動車の利点はしっかりと伝わってきた。フロントにトランクが設けられているのは面白い仕掛けだ。既存の内燃機関自動車が先入観を与えているから驚きにつながるので、世の中が電気自動車だけになったら不合理な設計と言われかねない気もする。
 でも、EVになっても事故時の衝撃吸収用にフロントの空間はほしいのかな?

 スーパー・ファクトリーはトヨタとアメリカの自動車会社が閉鎖した工場を再生したもの。
 使っているロボットの調整をしっかり行ってから量産体制に入る姿勢がえらい。日本の企業だったら納期に間に合わせるため手作業で動かしはじめてしまうのではないか。
 さすがにアメリカのシリコンバレー企業は合理的だなぁ。

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ランボルギーニ・アヴェンタドール ナショナルジオグラフィック

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DVD テスラ モデルS スーパー・ファクトリーのすべて
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ランボルギーニ・アヴェンタドール ナショナルジオグラフィック

 イタリアの企業ランボルギーニが世に送り出すスーパーカー。時代の先を行くことを目指して一から設計されたアヴェンタドールの製造現場が紹介される。

 現場の作業者は地元住民がほとんどらしい。高祖劉邦の人材と同じだな。教育機関が数年単位で与えられていることから「即戦力バカ」の日本企業とはまったく違う風土を持っていることが分かる。
 まぁ、イタリアの企業だからというよりも、ランボルギーニだから出来ることなのかもしれないが。

 アヴェンタドールについては「地上を走る航空機」みたいな印象を受けた。炭素繊維を使いまくっている車といえば、同じシリーズで紹介されたレクサスLFAもそうだった。
 どちらもスポーツカーの技術を取り入れている。
 ランボルギーニ社はそれだけじゃなくて航空業界からも多くのヒントを得ているらしい。相手がランボルギーニ社だから教えてくれることもあるのかもしれない。
 それもひとつのブランド力である。

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ナショナル ジオグラフィック〔DVD〕 ランボルギーニ・アヴェンタドール スーパー・ファクトリーのすべて
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海底美術館 ジェイソン・デカイレス・テイラー

 カリブ海の海底に建設されたコンクリート像の美術館。それは予想外によく考えられた試みだった。
 しかし、表紙に「銀行家」を持ってこなくても……複数隊の「銀行家」が並んでいる写真には笑ってしまった。リーマンショックがあった関係もあるのかな。それなら「証券マン」で作ってほしい気も。

 海底美術館にダイバーを誘導することで天然の珊瑚礁に近づく人間を減らそうと言う発想は被害担当艦的だ。
 魚礁としての役割も持っており、いつかは海底美術館そのものが保護すべき環境と認識される日が来るのかもしれない。

 海洋生物に覆われていく人物像は正直言って不気味だった。自分がモデルになった像がああいう風になっていくのは、ちょっと見たくない気がする。
 変化を大胆に取り入れた美術としての試みはなかなか面白い。定期的に観察されているので海水中における構造物の劣化を分析する資料にもなるかもしれない。

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海底美術館
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ドルのすべて〜通貨を支える舞台裏 ナショナルジオグラフィック

 アメリカドルの信用を支えるために行われている活動を紹介していく。なかなか立ち入れない場所で警備も厳重なので潜入調査的な趣がある。
 恐ろしいほど大量の金をアメリカがため込んでいることが分かった。あれを倉庫に積み上げる作業は地味に重労働に違いない。しかも、万が一崩れてきて下敷きになったら命にかかわるのではないか。
 ちょっとの距離を運ぶのに小さなベルトコンベアーを使っているのも無理はない。働いている人は金で鍛えた金肉をもっていそうだな。
 大昔の秤を継続して使っているところは、パナマ運河の管理設備でも同じようなことをしていたアメリカらしい判断だった。

 最後にビットコインが当て馬的に紹介されている。
 パスワードを忘れたばかりに引き出せなくなったエピソードを紹介して、ドルの方がいいとの結論に落ち着いていた。まぁ、アメリカドルが政府に支えられて流通している国じゃ、ビットコインのメリットは小さく見えるのではないか。財政危機のギリシャで流行したことから考えても。

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ナショナル ジオグラフィック ドルのすべて 通貨を支える舞台裏 [DVD]
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奇跡のレストア 名車復活!ポルシェ911 ナショジオ

 漏電火災で酷い状態になったポルシェ911を3週間で直す番組の動画。最後は徹夜で盛り上げるところは海外の番組でも同じなんだ――部品が揃わなければ組立もできないので、どうしても最後に作業時間をとられるのは分かる。
 イギリスを舞台にしているのにドイツ車のポルシェをプッシュしまくっている。まぁ、車の好みは人それぞれで外車愛好家がいるのは当然。
 ナショジオはアメリカだしな。

 高圧水洗浄機で水をかけあって遊んでいたのはエスカレートすると危ない。定期的にお尻を攻撃して死人がでる……圧縮空気の場合もあるな。
 シートの補修が興味深かったので、レストア完了後にじっくり状態を見せてほしかった。

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ナショナル ジオグラフィック 奇跡のレストア 名車復活!ポルシェ911 [DVD]
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カテゴリ:ナショナルジオグラフィックDVD | 22:59 | comments(0) | trackbacks(0)

類人猿の王国〜過酷なリーダー争い ナショナルジオグラフィック

 ゴリラ・チンパンジー・ボノボ。類人猿たちが作る複雑な社会の有様が描かれる。
「王国」の「王」と大仰に表現されているが、群れのリーダーが適切だ。本人たちの感じ方は分からないが……。

 ゴリラのリーダー「タイタス」は成長した息子たちから挑戦を受けて、権力の座を追われることになった。なかなか残酷な結末が衝撃的だった。孤独になるよりは良かったのか?

 チンパンジーの王国では、フロイトとフロドの兄弟による権力闘争が思わぬアクシデントから進展をみせる。フロドが失脚した後にフロイトが返り咲く展開はないんだ……本人に不運はあっても落ち度はなかったはずなのにリーダーとしては再起不能らしいことが寂しかった。
 ヒヒを襲って食っているところでハンターとしてのチンパンジーの一面を知った。生肉を食っている様子は衝撃的である。

 ボノボでは密猟者に親を殺されたシャジミの奮闘が描かれていた。ちょっと泣きそうになった。

 こうなるとオランウータンの生態も気になるのだが、良質な動画が不足しているのだろうか……あまり群れない?

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ナショナル ジオグラフィック 類人猿の王国 過酷なリーダー争い [DVD]
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秘密の地下世界 ナショナルジオグラフィック

 人造物と自然物。墓地や地下採石場、石灰岩地形やマグマ溜まりなど多彩な地下世界が写真と断面図で紹介された本。
 文章量は最低限で写真の果たす役割が大きかった。断面図のある地形はまだよいが、写真だけでキャプションも少ないものの情報は物足りなかった。
 その分、気楽に素早く読めたことは間違いない。
 残念ながら日本から出演した地下世界はなかった。せめて現代の構造物に出番があれば……。

 パリの地下で石膏や石灰岩が採掘されていたことに驚いた。石灰岩のある地層を狙って掘り抜いている。ネパールの洞窟も明らかに掘りやすい地層を探して、そこに墓所を営んでいた。
 そういうところに地下世界を利用する人々の英知が感じられてよかった。

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ナショナルジオグラフィック 秘密の地下世界
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カテゴリ:ナショナルジオグラフィックDVD | 20:09 | comments(0) | trackbacks(0)

今の科学でここまでわかった 世界の謎99 ナショナルジオグラフィック

「忠誠心というものは、これから裏切られようとする人だけが持つ美点だ」アンブローズ・ビアス(アメリカの作家、南北戦争に従軍)

 ネッシーやロンゴロンゴを信じる人もこれから裏切られようとする人ではないか?
 有名な世界の謎を99取り上げた本書だが、余談的に出てきた連中は流石に怪しすぎた。UFOもどうかとは思うが、無理に関心をかき立てなくたっていいんだぞ?
 あと、スペイン風邪の死者を5000人と間違えているのはいただけない。5000万人の間違いだろう。

 本書が出た後に新しく解かれた謎としては、ボイニッチ手稿に気づいた。確か医療書の書き写しだったな。
 フランクリン遠征隊など過去に消えてしまった存在の謎は新しい証拠が見つかりそうもなく、永遠に謎のまま残されそうだ。世の中には、そういうものがあった方がいいのかもしれない。

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イースター島〜文明崩壊の謎 ナショナルジオグラフィック
新説ストーンヘンジ ナショナルジオグラフィックDVD

今の科学でここまでわかった 世界の謎99 (ナショナル ジオグラフィック 別冊)
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カテゴリ:ナショナルジオグラフィックDVD | 05:00 | comments(0) | trackbacks(0)
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