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インド洋航空戦・上 谷甲州

 気がつけば覇者の戦塵も1944。史実よりは微妙にパワーゲームの均衡を保っているといえる。少なくとも極端に不利な戦線は生じていない。しかし、核兵器の問題はどう処理する気なのだろう。架空戦記小説の大半はその時間制限に影響されてしまうものだが。

 この巻では悪名高い牟田口軍司令官のインパール作戦が始動する。彼と参謀たちとのやりとりは聞いているだけで頭が痛くなってくる。現実の方が理想に勝手に歩みよってきてくれれば誰も苦労したりしない。
 まぁ、軽とはいえ空母機動部隊が潜水艦と仮装巡洋艦相手に手玉にとられてしまう世界なので牟田口氏にも天佑があるかも――やだなぁ。
 あまりにも良いところなしのイギリス軍には同情した。ソードフィッシュほど作品によって活躍の度合いが違う機体も珍しい。

インド洋航空戦〈上〉―覇者の戦塵1944
インド洋航空戦〈上〉―覇者の戦塵1944
谷 甲州
カテゴリ:架空戦記小説 | 11:59 | comments(0) | trackbacks(0)

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