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ラングーン侵攻・上 谷甲州

 実に嫌らしい戦い方をするイギリス軍。とくにアンダマン諸島に立てこもっている連中の粘っこさは賞賛に値する。米軍の無尽蔵さといい、谷氏は日本側の視点だけで軍隊のキャラクターを表現するのがうまい。
 しかし、巻末では必ず謝っているような気がしてきた。たまには開き直って謝らないふりをして実は横に読むと「ごめんなさい」になる文章でも書いてみてはどうか。

 新町大佐の専横が目立つが、海軍航空隊に無理を言いまくっている門村大尉もやっていることには大差がないような気がしてきた。ようは性格なのかもかもしれない。
 支戦線に過ぎないとはいえイギリス海軍も余裕があるわけではない状況をみると、太平洋で防御に徹してインド洋からイギリスを崩す戦略にも検討の余地があったように思う。アメリカ相手の艦隊決戦思想にこり固まってしまっていたんだろうなぁ。

ラングーン侵攻〈上〉―覇者の戦塵1944
ラングーン侵攻〈上〉―覇者の戦塵1944
谷 甲州
カテゴリ:架空戦記小説 | 18:31 | comments(0) | trackbacks(0)

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