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ペグマタイト第61号(03−4)

岐阜県土岐市五斗蒔付近から産出した藍鉄鉱の結晶形態について
 国産鉱物に期待できる中ではかなり美しい藍鉄鉱。その透明な結晶が産するという土岐市の標本の結晶形態を調べた記事。惜しいことに産地情報は載っていないに等しかった。高速道路建設地や宅地造成地に産したとの話から考えて産出がそう長続きしているとも思えないが。
 日本では新発見の面も国際的に視野を広げれば見つかっているものらしい。やはり現在動きの少ない結晶形態の研究では、歴史のある海外の方が情報に恵まれているのだろう。著者の奮闘を応援。

結晶描画プログラムのアルゴリズム〜その2 貫入双晶描画への挑戦
 今だったらマシンパワーで押し切れを結論にしちゃうんじゃないかと戦々恐々としながら、プログラムの試行錯誤を追った。どんどん条件付が増えていく様子が興味深い。

北海道常呂郡置戸町旭水銀鉱山産「辰砂の結晶形態」
 くっきりとした正六面体にはならず、結晶が途中で歪んだ感じになっている旭水銀鉱山産の辰砂についての研究。生成途中で断層運動をうけて結晶が狂ったという仮説にはいまいち納得しがたいものがあった。食い違い石に近いイメージなのだろうか。
 1988年に北海道の果てで採集されたとのことなので、産地は健在かもしれない。

北国の春2003 GW採集紀行(その1)
 青森で黄鉄鉱をひたすら漁っている……。文章にまじる強烈な諧謔には笑ってしまった。こういうことを書いてしまえるのも気のおけない友人だからこそ(だと思いたい)!オケラのようでもあとでしつこく標本を調べるとお宝がついていることに、執念の大切さを教わった。


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