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史記の風景 宮城谷昌光

 司馬遷の著した偉大な歴史書、史記の内容をひも解いて2Pずつの記事で紹介していく本。複雑に絡み合った歴史のことを扱いながらエッセイのような読みやすさがあって面白かった。この本の場合、記事のタイトルだけから自分の興味のある内容を探し出して読むよりも、さらっと通読してしまった方がいいと思う。

 それにしても凄まじいと思うのは漢字一字一字への深い解釈が行われている点で、文献から歴史を読みとるとはこういう作業なのかと感心させられた。
 見方を変えれば古代中国の人はそれだけ深い意味を一字一字に込めて文章を残していたわけだ――当然だが文字が氾濫し消費される今とは感覚がまったく異なる。そんな歴史的な感覚の違いが見えてくるのも面白かった。

 そして、一字一句が強い意味をもつ時代の人でありながら、凄まじい大著を築き上げた司馬遷の凄さがよくよくわかる。

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