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朝鮮半島を隔離せよ下 大石英司

 国家転覆に関する中華人民共和国の陰謀が明らかになる下巻。佐藤大輔先生の朝鮮民主主義人民共和国クーデターものへのオマージュの部分もあったのかもしれない。
 平壌で動いた兵力は敵味方合わせても1万を超えていない。適切な場所にあれば多くの兵力がなくてもなすべきことがなせるということだ。人口2000万に対する兵力1万はまともな国家なら決して少ない数字じゃないけど。アイスランドとか軍隊ないしなぁ。

 合衆国シリーズと違って疫病は北朝鮮内部に封じ込められ、タイトルに多少のいつわりを与えることになった。
 北朝鮮は本当に頭の痛い存在で、何をするにしてもそこそこ人口が多いのが問題ってことのようだ。しかし、全土が禿山と化しているのなら人道も何もかも無視して完全封鎖をしてしまえば時間が自然消滅させてしまうこともありえるのかも……いや、そんなことできないだろうけど、じゃあ何がしたいのさ、と思うことも多い。
 そういう疑問がこの世界の中国にああいう行動を採らせたのだろうし、ひたすら先送りするにしてもしっかりとした方針がほしい問題ではあろう。

朝鮮半島を隔離せよ〈下〉
朝鮮半島を隔離せよ〈下〉
大石 英司
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