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首相専用機を追え!蝶紋島極秘指令 大石英司

 謎多き島、蝶紋島に墜落した首相を助けるためにサイレントコアから二人の兵士が派遣される。予想以上にファンタジックな設定になっていて驚いた。
 島の形自体が磁界を彷彿とさせるようになっているとは気の効いた設定だ。

 なんと言っても印象的だったのが阿相士郎内閣総理大臣で……元ネタが分かりやす過ぎる。フィクションとはいえ、モデルのいる人物にあんな結末を用意されているとは意外だった。他の見覚えのある人々は、第二次世界大戦ものにケネディ大統領が出ているようなモノと考えれば落ち着いてみることが出来る、かも。

 可哀想なのが島に漂着した中国海軍の人々で、もっともロビンソンクルーソーっぽいことをしていただけに、共感するところ大だった。にも関わらず、やられやくを請け負って散々な目にあっている。
 首相専用機のクルーも直接は会えなかったけど可哀想だったなぁ。蝶紋島の磁力に囚われ落ちた人々のなんと多いことか。

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首相専用機を追え!―蝶紋島極秘指令 (C・NOVELS)
首相専用機を追え!―蝶紋島極秘指令 (C・NOVELS)
カテゴリ:架空戦記小説 | 23:40 | comments(0) | trackbacks(0)

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