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アトーチャ号の財宝を探して ナショナルジオグラフィックDVD

 トレジャーハンター、メル・フィッシャーが発見した難破せしスペインの財宝運搬船、アトーチャ号の物語。
 それはロマンでもあり、目もくらむような財宝へのギラギラとした渦巻く欲望の象徴でもある。欲望を発揮しているのはトレジャーハンター達より、何の労力も払わずにブツを手に入れようとする連邦政府とフロリダ州のような気もするが。まぁ、口では歴史が、夢が、といっても実利も大事なのは確かで、金がなければ船を動かす事だってままならない。
 メル・フィッシャーが凄いのは、その狭間でアトーチャ号を追い続け、苦難の末に発見したことだろう。そう、まるでシュリーマンのように。

 17年に及ぶ捜索、6メートルの堆積物、金属探知機がみつけるのは爆弾ばかり、3人の死、それに固執して混乱する調査、まったく良くやる。驚嘆するしかないが、珊瑚礁の海を掘り返して荒らしてしまったことも、財宝の考古学的な価値が損なわれるかもしれないことも、また事実だ。
 まぁ、博物館に所蔵されても大部分は倉庫で眠る破目になるだろうから、産出量の限られている金銀を流通に戻すってことでいいんじゃないか。
 銀は黒ずんでしまってそのままでは魅力がなかったけど、金はさすがに300年前から変わらぬ光輝、だがそれ以上に垂涎の代物はコロンビア産エメラルドだった。魔性に満ちた存在感には惚れ惚れ。

アトーチャ号の財宝を探して
アトーチャ号の財宝を探して
カテゴリ:ナショナルジオグラフィックDVD | 20:06 | comments(0) | trackbacks(0)

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