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スペイン パラドール紀行 小畑雄嗣・香川博人

 パラドールでは何もしないことが一番の贅沢。

 スペインの国営ホテルパラドール、中でも歴史遺産を改装して人が泊まれるようにしてしまった凄い施設を歴史情緒あふれる写真と文章で紹介していく本。本当にかつて王侯貴族が暮らした部屋に泊まれる可能性があるわけで、実際に一泊したくなってしまうこと請け合いである。
 身体を休める施設がそのまま旅の目的地になりえるから、あれも見ようこれも見ようと気を急かさずに済みそうなところも魅力だ――と思いつつ、周辺の名所に目移りしてしまうのだった。

 イスラム文化がまじりあった文化遺産の数々は、やはり他の地域とは異なる独特の印象を与えてくれる。他の国とはちょっと違う方向に行って、けっこう安定している感じもスペインの魅力なのであろう。
 地名の響きに踊らされ過ぎてしまっている気もするが。

 キリスト教第三の聖地として聖ヤコブの遺体が発見された「サンティアゴ・デ・コンポステラ」が挙げられていたけれど、寡聞にして名前を知らなかった……キリスト教やスペインに詳しい人は良く知っているのだろう。恥ずかしい。
 まぁ「三番目」は、そういう微妙な知名度を誇るポジションではある。

スペインパラドール紀行―歴史遺産に泊まる (コロナ・ブックス)
スペインパラドール紀行―歴史遺産に泊まる (コロナ・ブックス)
カテゴリ:歴史 | 12:40 | comments(0) | trackbacks(0)

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