コンパクトデジカメで野鳥を撮ろう! ZERO CORPORATION編
2011.04.21 Thursday | by sanasen
デジカメとフィールドスコープの合体品。いわいる「デジスコ」によって野鳥を撮る方法を一から解説する本。
入門書的な内容かと思えば、巻末付近の光学系の解説はやたらとマニアックでついて行くのがやっとだった。充実した野鳥図鑑――ただしデジスコではなく銀塩カメラ+望遠レンズで撮影されている――も収録されており、入門書にとどまらず一冊でなんとかなる本を目指していることが伺える。
システム全体の金額は出てこないものの、満足のいく装備を整えるのには結構な初期投資が必要な気配だ。安くても中途半端な装備では良い写真が得られず、長く使う気になりにくいわけで、バランスが難しい。
その辺りはやはり紹介されているような専門店に相談することが一番なのかな――デジカメを中心にモデルが急激に変化することもあり。
天体のコリメート撮影の経験から、ピントは無限遠に合わせておけば良いのだろうと思い込んでいたので、野鳥が相手では撮影のたびの微調整が欠かせないことには驚いた。
探して、導入して、ピントを合わせて、鳥の動きを読んでシャッターを切る。猫の手も借りたい忙しさの中でベストショットを得ることが、野鳥撮影の醍醐味なのであろう。

コンパクトデジカメで野鳥を撮ろう!―楽しいデジスコ入門&身近な野鳥大図鑑
入門書的な内容かと思えば、巻末付近の光学系の解説はやたらとマニアックでついて行くのがやっとだった。充実した野鳥図鑑――ただしデジスコではなく銀塩カメラ+望遠レンズで撮影されている――も収録されており、入門書にとどまらず一冊でなんとかなる本を目指していることが伺える。
システム全体の金額は出てこないものの、満足のいく装備を整えるのには結構な初期投資が必要な気配だ。安くても中途半端な装備では良い写真が得られず、長く使う気になりにくいわけで、バランスが難しい。
その辺りはやはり紹介されているような専門店に相談することが一番なのかな――デジカメを中心にモデルが急激に変化することもあり。
天体のコリメート撮影の経験から、ピントは無限遠に合わせておけば良いのだろうと思い込んでいたので、野鳥が相手では撮影のたびの微調整が欠かせないことには驚いた。
探して、導入して、ピントを合わせて、鳥の動きを読んでシャッターを切る。猫の手も借りたい忙しさの中でベストショットを得ることが、野鳥撮影の醍醐味なのであろう。

コンパクトデジカメで野鳥を撮ろう!―楽しいデジスコ入門&身近な野鳥大図鑑