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テュルク族の世界〜シベリアからイスタンブールまで 廣瀬徹也

 主に中央アジアから東ヨーロッパにかけてユーラシア大陸を席巻したテュルク族の歴史と現在を伝えるブックレット。彼らの足跡の広さに気が遠くなる思いさえ味わった。

 現代との関係もあって、やはりトルコ関係の記述が多い。
 政教分離の成果が、外交的にも大きい点が、国際社会の皮肉に感じられた。日本との交流には心温まるエピソードがたくさんあって、この友好を大切にしたいと思った――基本的に大きな利害関係がないから、簡単に変化することはあるまい。可能性があるとすれば、ロシアとの関係の変化か、宗教絡みかな。

 中央アジア諸国とも友好的に交流できているのだが、こちらは交流相手であった権力者たちの毀誉褒貶が激しい点が引っ掛かってしまう。外交官にしてみれば、他の交流する相手もいないし、当然の選択だったのだろうけど、部外者ゆえになかなか清濁併せ呑むことができない。
 あと、ウズベキスタンのカリモフ大統領の名前にどうしても「カリカリモフモフ」を思い出してしまうのだった。

テュルク族の世界―シベリアからイスタンブールまで (ユーラシア・ブックレット)
テュルク族の世界―シベリアからイスタンブールまで (ユーラシア・ブックレット)
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