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のうりん2巻 白鳥士郎

 わけがわからないよ・・・

 ハーレムものから大きく外れているラノベとはいえ、ここまで衝撃的な寝取られを見せられることになるとは、思いもよらなんだ。
 まさか三角関係をこんな風に動かしてくるとはねぇ。効率的で上手く転べは後始末は良さそうだが、ラストに持ってこられると3巻が出るまでがつらい。
 あまりの衝撃に耕作が寝取られ趣味に目覚めないことを祈る。田茂農林の委員長にしては脚フェチの変態性は物足りないからな。もっと強烈な性癖を身につければ耕作も晴れて6人目の四天農になれるはずだ!

 冒頭の手紙が過去ではなく未来のものに見えたので、それが避けられた点はよかった。1巻最後で農がぼやいていたのは、こういうわけだったのかと伏線の解消には膝を打たされた。王様ゲームで自分の名前を呼び捨てろと命令するわけである。
 しかし、あっさり農に転んでしまう林檎も林檎だが、農も好意に答えすぎではないか。
 耕作はあくまでも偶像の草壁ゆかとして林檎を見てきたが、農は最初から一人の女の子として林檎を見ることができていた。それが待遇の大差を生んでしまったのかもしれない。
 継の語りの通り林檎が耕作に惹かれているのなら、最大のライバルは中沢農ではなく、草壁ゆかになるのかもしれない。
 農業を通じて触れ合うことで、耕作も林檎の実像を正面から受け止められるようになっていると思うがーーまだ多少の時間が掛かりそうだ。
 それにしても主人公とメインヒロインが同性としか、ちゅっちゅしていないラノベってどうなのよ?

 2巻ではカラー口絵を占拠した四天農が大暴れ。登場人物の幅が広がると同時に、彼らのチート変態っぷりのせいで農林高校のリアリティは後退していた。
 そんな不満もあるが、マネー金上は本当にかっこよかった。ローズ花園とバイオ鈴木には本当におとなしくしてほしい。ウッドマンは本当にどうでもいい。

 最後に白絹病ではじめての大豆畑が台無しになって落ち込む林檎に耕作がした語りがすごかった。高校2年生で、ここまで考えているとは。農業は人を哲学者にするのか?
 少なくとも耕作は常に考えて作業している。農業を通じて大地とコミュニケイトしているんだと悟っていれば、組織の大ボスにだってなれるな。
 そのまま悟りを恋愛にも広げて、ダブルヒロインダブル寝取られにもめげない雑草のごとき強さを身につけてくれ。

林檎に「耕作って雑草みたい……抜いても抜いても逞しい」と言われるほどに!

のうりん1巻感想

のうりん 2 (GA文庫)
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