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翡翠図鑑1 郭穎

 中国の翡翠本である。タイトルは図鑑とは違う字のようだが、あてはまるものがなさそうだったので図鑑にしておいた。

 最初は四大玉の紹介から始まって「玉石之王」として、翡翠をもってくる。四大玉のなかで緑松玉だけ物凄く浮いているのだが……調べてみるとトルコ石だった。和田玉の乳白色は加工しても凹凸が分かりにくい気がするのだが好評らしい。

 収録されている翡翠は、アクセサリーの形を持っているものよりも、置物風に何かを象っているものが目立った。また、白菜か……と思ってしまうのはお約束?白菜型の翡翠が二つも載っていて反応に困る。
 豊穣を願う意味からも農作物の形は人気なのかもしれない。

 緑色で半透明――を通り越して透明な日本でも最高級グレードの翡翠だけではなく、水色やオレンジ色、紫色、黒色の翡翠もそれぞれ良い扱いを受けていた。
 特に黒色翡翠の使いかたが面白い。一部にある緑色をアクセントとして、最大限に利用している作品もあった。

 最後の方には原石の紹介もあって、翡翠鑑定の難しさを伺わせた。丸々一冊、翡翠に費やしているだけのことはある、と感心させられるが実は全4巻なんだぜ、この翡翠本……どんだけー。

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