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GOSICKs-ゴシックエス-掘曾の花の思い出 桜庭一樹

 一弥がヴィクトリカのところへ通い妻をする短編集。いつもは登場人物の掛け合いを楽しみにミステリ部分を乗り切っていたが、歴史が絡んでいることもあって全編に興味をもって読めた。

第一章 純潔
 フランス革命時代のできごと。ロキシーのデザインがすばらしく魅力的に感じられた。
 貞操帯の鍵はどこかで見つかったのだろうか。外した途端に機動力が倍増して、とても強くなったことを希望する。叔父と姪か。

第二章 永遠
 チューリップにまつわるお話。狼と香辛料を思い出した。商人の世界は権謀術数がうずまく。まぁ、これは単なる詐欺だが――けっきょく本物のフィセロイは誰が確保したのか、興味がわいた。姉と弟か。

第三章 幻惑
 古代中国の話らしいが、AD23年では語られているような出来事はありえない。春秋戦国時代か五胡十六国時代を意図しているのだと思うけど……。モンゴルにキリスト教徒がいた辺りから、遊牧民に西洋の血が混じる話が膨らむのだろうか。異母兄妹か。

第四章 思い出
 新しい夫のセリフには気付いた。両親のどちらかに似なければならないなんて決まりはあるまい。ヴィクトリカの立場もあって、いろいろ考えてしまう。一弥にとっても他人事ではないな。
 愉快なアブリルの奮闘が涙を誘う。

第五章 花びらと梟
 アブリルとコルデリアによる話。ヴィクトリカを共通の思い出に一弥とアブリルがくっつく可能性が……?まぁ、あまり考えられない。
 話は漫画で先に読んでいるので、あまり感じるものがなかった。強いて言えば父の偉大さを克服したジュニアを讃えてあげたい。

GOSICKs〈3〉ゴシックエス・秋の花の思い出 (富士見ミステリー文庫)
GOSICKs〈3〉ゴシックエス・秋の花の思い出 (富士見ミステリー文庫)
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