コロンビア(ナショナルジオグラフィック世界の国) アニタ・クロイ
2012.10.15 Monday | by sanasen
なぜか2位のものが多い南米の国コロンビア。赤道直下に位置するため、海岸よりも山岳地帯の高地に多くの人が住んでいる特色のある国家の様子を知ることができた。
砂漠あり、熱帯雨林あり、リャノありとコロンビアの土地は多様性に富んでいる。住んでいる動物もさまざまで、南アメリカ大陸ゆいいつのクマというメガネグマには興味を引かれた。
政治のほうは近年にいたるまで激動の連続であって、明るい兆しが見えはじめてはいるものの、不安要素が濃いようだ。多民族国家でなかなか政治に自分たちの意見を反映してもらえない奥地の人々がいるからなぁ。
また、学校もそこそこに働いている子供の写真がとても苦しそうで、胸が締めつけられた。
スペインからの独立をなしとげたシモン・ボリーバル将軍の逸話もおもしろかった。せっかくグラン・コロンビアを創ったのに、彼がスペインとの更なる戦いをもとめて南進すると瓦解してしまうとは……。
イギリス艦隊の脅しに屈しなかったカタルヘナのエピソードも熱い。近年の悲劇もいつかはこういう「歴史」になって行くのだろう。
コロンビア (ナショナルジオグラフィック世界の国)
砂漠あり、熱帯雨林あり、リャノありとコロンビアの土地は多様性に富んでいる。住んでいる動物もさまざまで、南アメリカ大陸ゆいいつのクマというメガネグマには興味を引かれた。
政治のほうは近年にいたるまで激動の連続であって、明るい兆しが見えはじめてはいるものの、不安要素が濃いようだ。多民族国家でなかなか政治に自分たちの意見を反映してもらえない奥地の人々がいるからなぁ。
また、学校もそこそこに働いている子供の写真がとても苦しそうで、胸が締めつけられた。
スペインからの独立をなしとげたシモン・ボリーバル将軍の逸話もおもしろかった。せっかくグラン・コロンビアを創ったのに、彼がスペインとの更なる戦いをもとめて南進すると瓦解してしまうとは……。
イギリス艦隊の脅しに屈しなかったカタルヘナのエピソードも熱い。近年の悲劇もいつかはこういう「歴史」になって行くのだろう。
コロンビア (ナショナルジオグラフィック世界の国)