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ナメクジの言い分 足立則夫

 人間の生活に密着しているのに、嫌われ者の悲しい性で研究の進んでいないナメクジ。彼らに興味をもった元新聞記者の著者が書いた自然観察エッセイ。
 知られざるナメクジの一面を知ることが出来て、好きになるとまでは行かなくても根拠のない先入観が多少は薄れるのではないか。むしろ、カタツムリが好かれる理由がいまいち分からないんだが、デンデンムシの渾名が可愛いからか?歴史的なものがあるなぁ。

 日本における外来種ナメクジの歴史が興味深くて、戦国時代的な領土争いの興奮を覚えた。独立独歩の道を行くヤマナメクジもカッコいい。
 なんとか分布図が完成してほしいなぁ。キイロナメクジが再発見されることはあるのだろうか。

 ナメクジが出てくる作品に手塚治虫の火の鳥が挙げられていて、鮮明に思い出した。そういえば、あの知性化ナメクジも乾燥の犠牲になったのだった。
 人間もナメクジのライフスタイルに見習えとする提言については、話半分に読んだ。わざとズレてナメクジみたいに両性具有になって婚活から解放されるというSFな世界を想像してみる。

庭先で起きている“文明の衝突”に驚き 団塊オヤジのナメクジ探索 :日本経済新聞:著者のWeb記事

ナメクジの言い分 (岩波科学ライブラリー)
ナメクジの言い分 (岩波科学ライブラリー)
カテゴリ:科学全般 | 23:09 | comments(0) | trackbacks(0)

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