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月のかぐや Kaguya on the Moon JAXA

 月探査衛星かぐやの活躍を、特徴的で魅力的な地形写真をメインにして描いている。名勝地巡りは伊達ではなく、想像力を最大限にかき立ててくれる写真が多かった。
 特に直線崖を側面から見た画像には感動した。さすがに月は浸食の影響をまったくと言っていいほど受けていない。数十億年前の地形が今に保存されていることも実感できて感動的だ――地球から月を見た場合でも、見えるのはとてつもなく古い地形なのだな。

 クレーターの名前に「キムラ」や「ヤマモト」があることを知って、表現しがたい気分になった。コペルニクスやティコと同一のセンスであると理解はできるのだが……ヨーロッパの人も似た感覚を覚えることがあるのかなぁ。
 まぁ、ニシナクレーターにはそんなに違和感がないわけで、使われている名字が一般的すぎることが原因かな。比率的に考えれば、一般的な名字ほど使われやすいわけでもある。

 かぐやの成果が探査が行われた当時では画期的なものであり、様々な新事実を明らかにしたことが分かりやすく書かれている。クレメンタインは著名だが、成果は思ったより限定的だ。
 佐々木晶氏による、2010年代の惑星探査は水星と月の比較が流行するというコメントが記憶に残った。月探査も水星探査も今後の展開が非常に愉しみだ。

月周回衛星「かぐや(SELENE)」 - TOP:公式ページ

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