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帝国海軍要塞艦隊 林譲治

 新山とウッドラーク。日中戦争時代から因縁のある二人が太平洋戦争で火花を散らす。
 日本海軍は戦艦によって島を要塞化してアメリカ軍の進攻を阻むのだが、それはプロローグだけの話。メインは海軍設営隊の発展史に割かれている。

 ウッドラークは着眼点はいいのだが、自分が注目していることを敵に知られてしまうことで、余計にヒントを与えてしまう。実に林譲治先生らしいキャラクターである。
 軍神の兄として新山の方が有名でありながら、人物の意識は、新山がウッドラークを知っているのに、ウッドラークは新山を知らない状態に近いと感じる。なんとも不思議だ。

 カタパルトを装備した空母、祥鳳がアメリカの正規空母二隻と対戦して、一隻を撃沈してしまう流れには、光鷹じゃないんだから……とつっこんでしまった。水平爆撃で12発中の6発が命中はできすぎだ。
 まぁ、これでお互いにダメージコントロールの必要性を学習したわけで、今後の戦闘はいっそうお互いが堅い「要塞艦隊」同士のものになるだろうな。

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帝国海軍要塞艦隊 (ジョイ・ノベルス・シミュレーション)
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カテゴリ:架空戦記小説 | 23:51 | comments(0) | trackbacks(0)

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