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のうりん6巻 白鳥士郎

 アニメ化が決定したのにテーマが重いです……先生!
 まさかTPPにここまで突っ込むとは。美濃田茂市に工場をもつ大企業「ソラー」が出てきた時点で「おい、やめろ」と思ったものだが、将来のある子供たちの前に容赦のない現実が突きつけられている。ちょっとは夢を見させてくれても良いじゃないか。これじゃあ、沖縄の成人式みたいに荒れるだけ。

 厳しい現実といえば耕作の前には完全にエンジンの掛かったベッキーという現実が……長谷川あらため仙田愛の代わりに森に還して来ようぜ。父親は岐阜県の県議ってことは確率的に自民党の可能性が高いのかな?衆院議員なら100%だが――いや、比例もあったか。自分の間違いを高校生に指摘されて素直にあらためる柔軟性には、かなり好感を覚えた。
 日本の農業をなんとかするためには政治の世界に身を投じるしかない→ベッキーのお婿さんになろう、というコースがほんの僅かながら存在していることに恐怖を禁じえない。

 寄生獣ネタは笑ったんだが、真面目なシーンまでパロディを持ちだされると複雑な気分になってしまう。そこは、自分の言葉で語れよ、と。いや、ラノベで誰にも分かっていないことの結論を出すのは、しんどいと思うけどね。
 生産緑地に指定されている畑の枝豆が毎年植えられるだけで収穫されないのを見て育ったので思うところはある。刈った稲からまた芽が吹いて米を実らせているのを見て、飢えている国の人に送ったら喜ぶだろうな、と思ったこともある――これはいろいろ非現実的だけど。
 農業は実際にやったことはなくても、日常的に接する機会はそれなりにあるから、外野が口出ししたくなってしまうのかもしれない。外野は黙ってろ、ではなく、「みなさん本当は内野なんですよ?」と気付いてもらうのが正解か。

 新キャラクターとしては、特効の拓世界からやってきた拓魎子先生が印象的だった“!?”おてんば姫アリーナは元ネタへの関係はあまりなく、厄いイメージだけが残ってしまった。重症だなぁ……。

 まぁ、ともかく口絵のバイオ鈴木が天使。なんでこんなにかわいいの?国産度が絶望的に低くても、うどん食べます。こんな美少女にオススメされたら、うどんを食べないわけにはいかないっ!って、そういう企画も実在するな。

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のうりん 6 (GA文庫)
のうりん 6 (GA文庫)
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