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気象大図鑑 ストーム・ダンロップ/山岸米二郎

 大判の写真で魅力的に紹介される気象現象の数々。眺めているだけでも楽しい大図鑑だ。著者の名前がストームってところもいいね。
 説明文は簡潔なので、それぞれの要素について詳しく知りたければ、専門的な本に移って行く必要は感じた。とりあえず、ひととおりの知識とイメージを身につけるには良いと思う。ただし、写真が劇的すぎて、一般的な現象と乖離している可能性があることは意識しておく必要あり。

 本当に写真がよくて、竜巻と雷が同時に写っているものなどは見事の一言しか思い浮かばなかった。虹などの光学現象についてはカメラの調整も大変だったと思う。2007年の本なので画像処理を施している可能性もあるのかな?アナログでの現像も一種の画像処理だから神経質になる必要はあるまい。

 全球観測の章を中心に正真正銘のCGも載っていて、いろいろなテーマを分かりやすく表現してくれていた。ニュージーランドのメタン排出量が多い理由が簡単に想像できるすぎる。
 気候変動に関する記述はいささか神経質に感じられてしまったが、むしろ自分の感覚が――日常的に気にしている余裕がないせいで――甘くなってきているのかな。兜の緒を締め直したい。

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