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イラク(ナショナルジオグラフィック世界の国) チャーリー・サミュエルズ

 激動の歴史を今に至るも経験しつづけている国イラク。その歴史と現状が伝えられている。
 テロを恐れるあまり、子供たちが巣篭もり状態で、ゲームが大きな娯楽になっている状況が気の毒だ(原発事故直後に子供が外出しにくくなったことを思い出す)。学校に通うにも、行き来で事件に巻き込まれることが心配されているとか。
 ただし、クルド人の暮らす北部では都市部よりかなり平和らしい。何か皮肉な感じがしてしまった。産油国なのにガソリンスタンドに一日並ばないとガソリンが買えないことも皮肉だ。
 近年、都市人口が微妙に減って来ているのも殺伐とした状況に関連があるのかもしれない。

 歴史は古代メソポタミア重視で、ペルシア帝国以降はけっこう流されている。アレクサンドロスもセレウコス朝もスルーである。ギリシア文化の与えた影響は決して無視できるものではないと思うのだが……まぁ、イスラムのページを削ってまで紹介することでもないな。

 自然ではやはりチグリス・ユーフラテス河の存在感が大きい。人口分布図も完全に河の流路に影響を受けたものになっている。ホオジロザメが河を遡上してくることがあるという話に驚いた。内陸のバスラで川遊びしていたらサメに襲われるなんてゾッとしない。
 あと、生のナツメヤシが美味しそうだった。ナツメヤシの500種にも及ぶ種類の多さも、悠久の歴史を感じさせる要素だ。

イラク (ナショナルジオグラフィック世界の国)
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