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イラン(ナショナルジオグラフィック世界の国) レオン・グレイ

 中東の歴史に大きな影響を及ぼし続けてきたペルシア。その流れを汲むイランの姿を豊富な写真とまとまった文章で描きだしている。
 岩山にはりついたペルシア絨毯の表紙写真が圧巻だ。雨が降ったら取り込みが大変なんて日本人的な発想はないんだろうなぁ。

 人口の7000万人はなかなかのもので、国力を底支えするマンパワーがあることを感じさせる。惜しむらくは経済制裁を受けつづけているために、なかなか順調に経済を伸ばせないことだ。
 また政治に頻繁に干渉してくる宗教も、いろいろ足を引っ張っている。情報統制や検閲のありさまが知るだけでも息苦しい。

 それでも石油資源に恵まれているおかげもあって、何とかやれているし、法律の運用が緩やかになっているところもあるという話だった。時間を掛ければ少しずつ良くなって行きそうなのだが、周辺諸国やアメリカ、イスラエルが放っておいてくれるかどうか。考えはじめると難しい印象を受けてしまう。

 2003年の地震で崩壊したバムの城塞の前後の写真が衝撃だった。日干しレンガではなぁ……豊富な石油資源で焼成レンガが造れる日が早く来るといいな。しかし、精製能力が足りないので、原油を輸出しつつ、石油は輸入しているらしい。まずはそこからか。

イラン (ナショナルジオグラフィック世界の国)
イラン (ナショナルジオグラフィック世界の国)
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