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ダクトの設計 池本弘 理工図書刊

 シンプルなタイトルの通りダクトの設計方法をまとめた本。1981年の本なので、エクセルなどを使うことを前提にしていない。すべての計算は手作業と電卓で行われたと考えられる!載せられているシートはかなり便利だっただろうな。今でも最初のテンプレートを作るときには参考になるはず。
 断熱材の中に石綿が挙げられている点も、時代を感じさせた。最高使用温度は600度なので、どちらにしろ最大のところで使おうとすればセラミックファイバー(本書中ではシリカファイバーと表記)を選択せざるを得ないようだ。最高の1200度まで行ったら流石にダクト材質が持たないが……。

 おそらく一冊で設計ができることを考えて、豊富な資料が収録されており、ダクトの形態とそれぞれの係数やファンの仕様を決めるための線図などが載っていた。
 当時よりは効率がよく騒音の少ないファンが生まれている気はするが、いまでも本書に挙げられている注意を網羅していない設計も存在している、はず……。
 本書の押さえるところを押さえつつ、現在の技術に最適化できれば理想だろう。

ダクトの設計 (1981年)

どうも改訂版があるらしい。

全訂 ダクトの設計
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