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覇 関ヶ原大戦記1〜軍師の賭け 青木基行

 黒田如水が持ち前のうっかり癖から大阪に特攻んでしまい、西軍側として働くことになる歴史シミュレーション。タイトルにあるように関ヶ原の戦いまでは史実に近い形で進んで、終盤に如水を先頭に、大津城攻めの人数が参戦してくる。
 つまり立花宗茂と愉快な仲間たち。やっぱり宗茂の武名は巨大だ。義弘の武名も同じくらい巨大なはずだが、人数がついていない点が惜しまれる。
 立花宗茂VS.本多忠勝のお膳立てを整えたところで2巻に続く引きのあざとさには感心した。流石に経験豊かである。

 作風は豆知識の紹介が多くて、話の進行を妨げているときさえあった。知っていることでも良く整理されているので興味深いし、内容に繋がってくると上手いと感じるのだが。
 必ずしも一方に肩入れした描写にならず、中立に近い視点から武将たちを見ているところも良かった。南条忠成が活躍するとか、魔法みたいだ。

覇 関ヶ原大戦記〈1〉軍師の賭け (歴史群像新書)
覇 関ヶ原大戦記〈1〉軍師の賭け (歴史群像新書)
カテゴリ:時代・歴史小説 | 00:31 | comments(0) | trackbacks(0)

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