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通商護衛機動艦隊 興国の楯〜暗闘!謀略の日豪停戦 林譲治

 戸田少尉がやばい。彼を陸士が凄いで説明できるなら日本は世界を征服できるな。
 オーストラリアにアメリカ、日本の陸海軍に通商さんとやたらと登場人物の多い戦いがポートモレスビーを巡って展開されている。ちょっとだけイギリスも顔を出していたな。
 話が複雑になるほどアメリカが足下をすくわれる可能性は高くなるわけで、通商さんの存在が情報面で与える影響は大きいと言える。しかも、陸海軍の情報を統合して分析する仕事までやらかしている。情報を握るものが未来を握るわけで、陸海軍も平然と危ないことをするものだ。いや、陸軍は流石に情報の重要性を理解しているかな?

 ラバウルの司令部にある「コンピューター」の話題が出てきたときには辻少佐が電気回路に接続された状態を想像してしまった……さすがに無理だったか。
 オペレーターに女性と使っている話はなかなか興味深かった。通商さんは既に戦後を考えた動きを始めているんだな。捕虜になった人々の吸収もその文脈で考えられるかもしれない。

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興国の楯―通商護衛機動艦隊 暗闘!謀略の日豪停戦 (歴史群像新書)
興国の楯―通商護衛機動艦隊 暗闘!謀略の日豪停戦 (歴史群像新書)
カテゴリ:架空戦記小説 | 15:23 | comments(0) | trackbacks(0)

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