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古城の風景2〜松平の城 宮城谷昌光

 歴史小説家、宮城谷昌光先生による三河地方の城巡り紀行文。帯には何故か東三河を巡ると書かれているが、大部分が西三河の城である。
 城の構造に要点をおいた文章ではなく、城から連想される歴史を語ることに重点が置かれている。松平信光が三河一帯に展開した松平一族の規模を伺うことができる。
 松平氏以外にも三河に拠点をもっていた勢力があったことも見えてくる。進出以前の歴史については不明瞭なところも多いが、なかなか興味深い。

 城の景色についても言及がまったくないわけではなく。城からの景色を観察して、その重要性を読みとることは多い。ついでにその眺めが城に拠点を構える一族の心を育てたと考えるところが宮城谷先生らしいと思った。
 とりあえず絶賛されている大給城には行ってみたくなった。桜井城の桜が咲いていたというのも名前から惹かれる話だが花粉症がなければなぁ……。

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古城の風景 2 松平の城
古城の風景 2 松平の城
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