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対馬奪還戦争1 大石英司

 どちらの立場でも「奪還」の名を冠することになる奇妙な戦争。お前がそう思うんならそうなんだろう。お前の中ではな。なんだかフォークランド紛争を思い出す。
 戦いの発端はまたいかがわしいものだが……竹島の存在はこういう点でも不安材料になるんだな。対馬を取り戻したついでに制圧すれば、禍根を断てそうなものだが、作者の作品傾向から考えて旧に復する可能性が非常に高い。
 そうしないと現実にあわせて次の戦いを描写しにくくなるせいか。

 冒頭にあった韓国のイージス艦の艦長が書いた文章が気持ち悪くて、作者はどんな気持ちで書くのだろうと想像してしまった。
 そんな人物なのにF2から発射されたミサイルを迎撃する段階では何となく応援していたから不思議だ。謎の魅力があるのか?まぁ、日本側も人命が掛かっているバトルになってくると、応援できるとは思えないけど。

 まだ小競り合いレベルとはいえ、一巻が終わっても日本側の死者が一人も出ていない可能性があるところが凄い。他方、韓国はかなりの犠牲を出してしまっている。少子化は日本よりも酷いのに、こんな有様で大丈夫なのか?

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対馬奪還戦争〈1〉 (C・NOVELS)
対馬奪還戦争〈1〉 (C・NOVELS)
カテゴリ:架空戦記小説 | 21:53 | comments(0) | trackbacks(0)

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