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対馬奪還戦争3 大石英司

 都合のいい展開はいつまでも続かない。そんな状況におちいるまで戦いを長引かせたのは、韓国軍に損害をあたえすぎたくないという「高度な政治的判断」とやらだ。
 海上自衛隊が兵力の優勢を活かして一気に叩き潰しにいっていれば、もう終わっているだろうに……空自の十分な支援がえられるか疑心暗鬼になってしまうところがあるからなぁ。
 空母があれば多少は違うのだろうが、距離を考えれば独自の航空隊でも十分かもしれない。だが、今度は自分たちだけで出来るからとやりすぎる可能性もある。
 絶妙のバランスを取ることは難しいものだ。

 それにしても島を挟んでの綱引き状態がますますフォークランド紛争に似てきた。北朝鮮の役割にあたるチリから抗議を受けそうな比較だが、立場が似かよるのは仕方がない。
 実際同じ立場に立たされて、先人の判断に敬意をおぼえた日韓の軍人も多いのではないか。
 しかし、対馬一つにあんなに兵器と人命をつぎ込んで、元が取れないどころではないな。ともかくプライドだけで戦っている。戦闘経験がついてくるのは慰めみたいなもので、それを理由にするようでは完全に終わっている。

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対馬奪還戦争3 (C・NOVELS)
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カテゴリ:架空戦記小説 | 11:58 | comments(0) | trackbacks(0)

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