<< 対馬奪還戦争4 大石英司 | main | 月刊ニュートン2014年5月号 >>

対馬奪還戦争5 大石英司

 やっと終わった。だが、悪夢の始まりにすぎなかった……嫌なラストだな。韓国イージス艦の艦長が希望をもっていた未来は北朝鮮のおかげで永久に訪れないかもしれない。日本にとっては幸いか、別の悪夢か。

 西側兵器の持ち主同士の戦いは、単純な兵器の性能ではそんなに差がなくても、無人偵察機など後方支援体制の差が、結果の大きな差になっていた。新型戦車の射撃システムも同様だ。国力の差が平時には見えにくいところで如実に表れた。
 とはいえ、韓国の兵備は北朝鮮と戦うには十分。目的設定か、使い方が間違っている。日本はともかく近代化著しい中国に対抗する必要はあるよね……。

 ほぼ終わった状態なのに戦いを続ける韓国の海兵隊と空挺部隊をみて、コンピューター将棋の水平線効果という用語を連想した。失われなくてもいい命がどれほど失われたことか。
 一方で、名前のある人物は異常な幸運を発揮する作品でもあった。大量に死人がでた韓国軍でも主要人物はほとんど生き残っている……。

大石英司作品感想記事一覧

対馬奪還戦争〈5〉 (C・NOVELS)
対馬奪還戦争〈5〉 (C・NOVELS)
カテゴリ:架空戦記小説 | 00:26 | comments(0) | trackbacks(0)

スポンサーサイト

カテゴリ:- | 00:26 | - | -
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://sanasen.jugem.jp/trackback/2050
トラックバック