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戦国の山城 全国山城サミット連絡協議会編

 山城の歴史と縄張を徹底ガイドが副題。最初に山城の歴史と構造を紹介して、中盤からは山城サミットに入っている自治体の山城をそれぞれ1ページから3ページを使って解説している。

 山城サミットにかなり偏りがあるらしく。まったく山城の紹介されていない地域もあれば、非常に稠密な地域もある。
 静岡県、滋賀県、兵庫県からやる気が感じられた。
 特に静岡県は後北条氏、武田氏、今川氏、徳川氏の痕跡が残っていて、バリエーション的にも充実している。激戦地であった歴史が今になってみると財産になっているわけだ。
 また、滋賀県は小谷城、観音寺城ともに規模の非常に大きな城郭で縄張図だけでも迫力があった。ただ、観音寺城は防御施設としては規模の割に見所が限られているようである。安土城がセットで見られるから、気に病む必要はないか。
 兵庫県は竹田城大正義。
 個人的には本佐倉城の縄張がなんか好き。ついつい目を奪われてしまう。

 城のデータについて調査・整備の状況や今後の構想がまとめられていて、各自治体の意欲を推し量ることができる。発行されたのは2007年で現状は変わってきているはずだが、本書を参考に現地を訪れれば今後の構想がどれだけ実行に移されたか、確認することもできよう。

戦国の山城―山城の歴史と縄張を徹底ガイド (歴史群像シリーズ)
戦国の山城―山城の歴史と縄張を徹底ガイド (歴史群像シリーズ)
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