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激闘!環太平洋大攻防戦2 橋本純

 満州に電撃的侵攻を仕掛けてきた独ソ連合軍に対する日本と英連邦諸国の反撃が始まる。しかし、インド洋には鹵獲艦で編成された大艦隊の影もちらついて……という展開。

 海戦の結果は火を見るよりも明らかで、何故こんな無謀な遠征を仕掛けたのかと本気で思った。むしろ、想像したより戦えていたと評価できる。下手に大兵力を手に入れることがなければ、こんな無謀な行動に出て資材を失うこともなかっただろうに。
 まぁ、カナダの英亡命政府に攻撃を仕掛けなかったのは、アメリカを刺激することを恐れてなのだろう。宝の持ち腐れにならない場所を探すならば、インド洋になってしまうのも、まったく分からないでもない。

 海戦とは正反対に独ソが圧倒的に有利な陸戦の方は、いろいろなテコ入れがあるおかげで、なんとか優勢に持ちこめている。ええ、主人公ですから。
 特に航空戦力は見逃せない要素だ。とはいえ機種開発と生産で、日本が独ソ連合に単独で立ち向かうのは無理がある。最終的には全ての軍事産業が武器だけを出して来るアメリカに独占されるオチになりそうで怖い。

 アメリカと言えば日系義勇軍部隊の話が、常に悲愴感がまとわりついている感じがして苦手だった。史実が凄すぎるからなぁ……。

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激闘!環太平洋大攻防戦〈2〉 (ジョイ・ノベルス)
カテゴリ:架空戦記小説 | 23:35 | comments(0) | trackbacks(0)

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