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反大坂の陣3〜忠臣と叛臣と 吉本健二

 京都防衛は負けフラグ。京都に立てこもり、死んだ秀忠を生きていると偽って人質にする、非情の手段をとった大坂方は怒りに駆られた家康たちの怒濤の攻撃に追い払われてしまう。
 策士策に溺れる。

 しかし、大坂も京都も失った状態でありながら、秀頼が軍の中心でありつづけている大坂方はしぶとい。山崎で前後に敵をうけた状態になりながらも、すんでの差で勝利してしまう。
 家康が松平忠直を信じきれなかったばかりに……。

 そういえば本多の政重と正重がそろって討ち死にしていた。どちらも北陸の大名に使えていて大変紛らわしい。徳川四天王よりは正信の本多家や大久保彦左衛門が活躍している印象がある。
 そして誰よりも立花宗茂が大暴れである。
 もし徳川家が勝利したら、開戦前は3万石だった宗茂は何十万石をたまわることになるのか。それが無性に気になって、宗茂に勝ってほしくなるのだった。

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反 大坂の陣〈3〉忠臣と叛臣と (歴史群像新書)
反 大坂の陣〈3〉忠臣と叛臣と (歴史群像新書)
カテゴリ:時代・歴史小説 | 12:34 | comments(0) | trackbacks(0)

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