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帝国海軍先鋒航空隊2 林譲治

 ガ島攻防戦はじまる。ということで、ミッドウェー作戦は武藤少将の働きかけでお蔵入りになり、ポートモレスギーが攻略される。さらにツラギ、ガダルカナルと第十六航空艦隊は戦果をあげ続ける。
 踏む必要のない薄氷を上層部に踏まされての戦果である……前線から離れるほど楽観主義が現実に取って代わる、だっけ?あの格言を思い出さずにはいられない。

 第十六航空艦隊が限られた戦力でなんとかやっていけているのは、甲標的もあるおかげで小さい単位でありながら潜水艦まで補完的に保有している影響があるような……ひたすら攻撃的な任務にしか使われていないけれど、戦闘中の情報だけでもバカにならない。
 そもそも水上機は偵察がメインなので、その能力が非常に高い点が言える。そういえばさらりと無線が使えて当然といっていたのは、任務の関係上で整備に気を使っていて、その流れで戦闘機の無線にも熱心ということなのだろう。
 損耗率にかなり効いてくる設定だ。

 ガダルカナル島をめぐる戦いは敵への恐怖から容赦のない攻撃に駆られてしまう戦争の恐ろしさを描いていたと同時に、陸上砲台と米艦隊の砲戦が不思議とおもしろかった。
 たぶん持てる戦力をすべて使い切った感があるせいだろう。

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帝国海軍先鋒航空隊 2 (ジョイ・ノベルス)
帝国海軍先鋒航空隊 2 (ジョイ・ノベルス)
カテゴリ:架空戦記小説 | 14:45 | comments(0) | trackbacks(0)

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