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帝国海軍先鋒航空隊4 林譲治

 ガダルカナル島を巡る戦いが当事者の間では激化。日本海軍の上層部は激化させたくないので兵力の逐次投入。おかげで後手に回る危険に晒されている。
 まぁ、陸軍の方はちょっと考えが違っていて、早く足を抜きたいので多数の戦車を一斉投入する挙に出た。
 おかげでM3スチュアートと九七式中戦車の宿命の戦いが……シャーマンの方をライバルにできない悲しさよ。リベット式で製造されたスチュアートなら側面から砲弾を何発もたたき込めば撃破できるという経験を活かした戦い方がよかった。
 上陸をしようとするM4シャーマンを船ごと沈めるところは覇者の戦塵を思い出した。あっちの戦場はミッドウェーだったけれど、少数機が近距離の航空支援に何度も飛んでいる点といい、戦いの展開が自然と似ている。

 それにしても作者がガダルカナルの戦いを描くのは何度目だろう。資料の蓄積が相当なものになっていそうだ。
 ある意味、作者には「地の利」があると言える。

 飛び抜けた登場人物でも死ぬことがあるので、油断できない。甲標的乗りの野村も幸運をまっとうできるかどうか……。

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帝国海軍先鋒航空隊 4 (ジョイ・ノベルス・シミュレーション)
帝国海軍先鋒航空隊 4 (ジョイ・ノベルス・シミュレーション)
カテゴリ:架空戦記小説 | 23:51 | comments(0) | trackbacks(0)

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