<< 泉北丘陵に広がる須恵器窯〜陶邑遺跡群 中村浩 | main | 米中激突2〜楽園の軍楽隊 大石英司 >>

地質と地形で見る日本のジオサイト―傾斜量図がひらく世界― 脇田浩二・井上誠

 傾斜量図という地質を反映した地形をみることができる地図をつかって日本のジオサイトたちが紹介される。地質図も併記されているので理解が深まる――ただし、地質の凡例が載っていない点は痛し痒しだった。サイトで確認できると言われても機動性を考えると、ちょっとね。

 傾斜量図にはリニアメントがくっきりと表れていて、断層の位置を把握するのにも良かった。都市部の場合は土地利用と地形の関係もわかってくる。
 しつこいくらいに言われる「東京は坂の町」ということを覚えた。地質図だと二色しかなくて、つまらないのだが。
 傾斜量図をみると江戸城は平城と言われながらも、舌状台地の先端に築かれた丘城なのだな。大坂城に同じく。

 地質図関連では天竜川の土砂が黒潮に流されて河口から東の海岸一帯に堆積している様子がおもしろかった。静岡の海岸の一般的な特徴といえるかもしれない。ただし、三保の松原は工事によって安倍川が運ぶ土砂が減ってしまったせいで……。

地質と地形で見る日本のジオサイト―傾斜量図がひらく世界―
地質と地形で見る日本のジオサイト―傾斜量図がひらく世界―
カテゴリ:地学 | 21:40 | comments(0) | trackbacks(0)

スポンサーサイト

カテゴリ:- | 21:40 | - | -
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
トラックバック