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増補版 地層の見方がわかるフィールド図鑑 青木正博・目代邦康

 私の目を引いてやまなかった表紙は房総半島の見事な地層。ほぼ水平に断層が走っている。右に行くほど地層のずれが大きく、左側ではずれの方向が逆になっているように見える!三次元的に考えれば説明できるのかなぁ。

 タイトルは地層となっているが、むしろ地質学の本といえる内容だった。さらには地形学にも踏み込んでいる。
 まとめておさらいが出来てなかなかおもしろい。日本中のいろいろな地質・地形が写真で楽しめる。
 静岡県静岡市は安倍川と大井川の源流が両方存在しているんだな……大谷崩がおそろしい。
 岩盤クリープは習った覚えがなかった(たぶん忘れているだけ)。線状凹地は他の本で知った。

 国外の写真もいくつか採用されていて、オフィオライトがあるオマーン国が大活躍だった。オフィオライト関連はともかく、砂漠地形でも出てくるとは……。
 巻末にはフィールドでの活動のしかたも載っているが、単独行動は極力避けた方がいい。あれば便利な物に入っているGPSは、単独行動なら必需品じゃないかなぁ。

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増補版 地層の見方がわかる フィールド図鑑: 火山・津波・地すべり・地殻変動… 実際の地層や鉱物から成因・特徴がわかる
増補版 地層の見方がわかる フィールド図鑑: 火山・津波・地すべり・地殻変動… 実際の地層や鉱物から成因・特徴がわかる
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