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図解 現代の陸戦 毛利元貞

 「現代の」とは、「アメリカ軍の」と同義であるらしい。それだけアメリカ軍が世界中で戦っているって事なのだろう。でも、紹介される戦場もイラクとアフガニスタンに絞られている傾向があった。
 例外的に出てくるのはイスラエルで、後はイギリスの気配がちょっとだけ。
 だから現代というよりも最新・最前線と考えた方がよいのかもしれない。アメリカから見れば、前時代の方法で戦っている国も非常に多いはず。そんな国々とアメリカとの戦いに適応しているテロリストのどちらが、先進的なのか考えはじめるとわけが分からない。
 ともかく、異文化の土地を占領統治することがますます厄介で重要になっていることは理解した。誰も手を出したがらない面倒ごとだが、火中の栗をあえて拾い続けることで、軍隊を最新の状況にしつづけられるのも事実か。
 複数の言語を使いこなす能力が重視される状況は日本人にはなかなか厳しいものがある。やはり学校教育と軍事は今でも密接な関係があるのだった。

 著者はアメリカ海兵隊贔屓なところがあって、彼らの方法論を特に高く評価している。アメリカ陸軍全体を扱うときは失敗例を出すときもあるが、それに比べて海兵隊は巧く適応していると見ている。
 アフガニスタンとイラクでは、山岳地帯のアフガニスタンの方が難しい戦場だとしている。イスラム国が元気になる前の見方ではあるが、アメリカ軍が本格的な地上戦をおこなうとなれば、その傾向は同じままなのではないか。

図解 現代の陸戦 (F-Files No.030)
図解 現代の陸戦 (F-Files No.030)
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