<< 日本陸軍航空隊のエース1937-1945 ヘンリー・サカイダ | main | 戦国城下町の考古学〜一乗谷からのメッセージ 小野正敏 >>

大宇宙MAP〜天体の距離から見えてくる宇宙の構造〜 沼沢茂美・脇谷奈々代

 地球を中心にして、徐々に距離の離れた天体へ。地動説的な視点から描かれる宇宙の姿。太陽を中心にしないと内惑星と外惑星が入り乱れて出演してくる。まぁ、木星からは外惑星が連続するので、太陽を無視すれば岩石惑星とガス惑星でうまく分別できている。
 小惑星の大きさ一覧にイトカワが出演できていなかったのは、まことに遺憾というか、準惑星連中にくらべるとあまりにも小さすぎてドットにしかならないので仕方がない。

 なにげに新鮮で楽しかったのが、太陽のご近所さん恒星たちの情報だ。有名どころのアルファケンタウリやシリウスだけではなく、肉眼でギリギリみえる近傍恒星も四行で説明されている。
 アケルナルを読み間t……はっはっは。

 星雲は有名どころの有名画像が多かったが、コホーテク星雲K4-55は初めて知った。礁湖みたいで美しい。
 銀河系の外側に出ると、離れるほどに化け物だらけになっていく印象……目立つ連中がとりあげられるのだから当然か。M31の質量が天の川銀河の2倍であることを悔しがるのは宇宙最大規模のナショナリズムと言えるかな。
 ソンブレロ銀河はあいかわらずお美しい。ステファンの五つ子に相互影響していないNGC7320がいることで、五姉妹にひとり義妹が混じっている設定の作品にやさしくなれる気がした――などと意味不明の供述をしており。

関連書評
FAR OUT(ファー・アウト)銀河系から130億光年のかなたへ マイケル・ベンソン/檜垣嗣子
天体観測の教科書 惑星観測[編] 安達誠・編
宇宙に強くなる100のキーワード ニュートンムック

大宇宙MAP ~天体の距離から見えてくる宇宙の構造~: 地球から宇宙の果てまで (大人のための科学入門)
大宇宙MAP ~天体の距離から見えてくる宇宙の構造~: 地球から宇宙の果てまで (大人のための科学入門)
カテゴリ:天文 | 22:47 | comments(0) | trackbacks(0)

スポンサーサイト

カテゴリ:- | 22:47 | - | -
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://sanasen.jugem.jp/trackback/2377
トラックバック