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眩関ヶ原2〜生死の関頭 吉本健二

 織田信長復活ッ!織田信長復活ッ!織田信長復活ッ!!
 ラスボスに続いて第六天魔王が復活である。この世に日の子があるかぎり、闇もまたあるとかないとか。武田信玄もいるけれど、兵力規模を膨らませることができずに影のフィクサーで終わりそう。本人が相手を小僧扱いしていても天下人三人を向こうに回してしまうと、ちょっとな……。

 混迷を極めた関ヶ原の合戦は西軍の勝利で幕を下ろした。よくもこんな変態戦況図を!!と言いたくなるくらい戦線が絡み合っている。福島勢は本多忠勝と徳川秀忠の二人を討ったことになり、家康の首は逃したものの大活躍だった。
 戦場での寝返りをやったのだから、これくらいの戦果はあげないと面目が立たないか。小早川秀秋ェ……。

 家康は四天王から二人を失って、さらに息子を二人も失うという大惨敗だ。とてもではないが秀頼を殺すところまでたどり着けそうにない。右腕を失って戦い抜いた秀吉は目的を達成したとも思えるが、そこで信長が復活して蘇りをつづける理由をつくっている。

 こんなに簡単に蘇りが成功するなら、西欧でもたくさん起こっていそうなものだが、キリスト教徒だけでは不足で和洋折衷が成功の秘訣なのかなぁ。一神教的には認めにくい方法だろう。
 合う!ツジツマが!!

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眩 関ヶ原〈2〉生死の関頭 (歴史群像新書)
眩 関ヶ原〈2〉生死の関頭 (歴史群像新書)
カテゴリ:時代・歴史小説 | 00:04 | comments(0) | trackbacks(0)

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