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ナショジオが行ってみた究極の洞窟

 洞窟の中で広所恐怖症になりそうだ……洞窟の一般的なイメージを塗り替える圧倒的な景色が収録された写真集。
 石灰岩などの岩石で出来た洞窟だけではなく、石膏の結晶や氷が豊富な洞窟もある。表紙になっているメキシコチワワ州の「結晶の洞窟(クエバ・デ・ロス・クリスタレス)」はやっぱり素敵だ。全体図を知って意外と小さな洞窟であるようにも感じたが、結晶を成長させる物質を高濃度で留めておくにはあまり大きな洞窟は向いていないか。
 鉱物が豊富な洞窟としてはアメリカのレチュギヤ洞窟も挙げられている。ケーブパールや霰石の結晶が本当に綺麗。ただし、保護のために一般人の立ち入りは禁止である……ナショナルジオグラフィックが探検家を送り込んでくれなければ見る機会はなかったかもしれない。

 最初に出てきたソンドン洞窟の天井が崩壊して光が射す場所にジャングルが形成されている状態がものすごくファンタジックだった。中国の人工的に七色の光を照らしている洞窟なんて目じゃない。
 石灰岩の上には植物が育成しにくいというが、熱帯地方だと何とかしちゃうものなのだなぁ。

 ちょっと出てきただけだがグルジアの世界最深のクルーベラ洞窟の深度2197メートル地点での気圧や気温がどうなっているのかが気になった。干上がった地中海の最深部は凄かったらしいが。

 あと写真で探検家たちが石筍の上に立っていることが多いのがおもしろい。行動から彼らの性格がうかがえる。

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ナショジオが行ってみた 究極の洞窟
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カテゴリ:地学 | 23:48 | comments(0) | trackbacks(0)

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