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京都盆地の縄文世界〜北白川遺跡群 千葉豊

 東京大学が加賀藩大名屋敷なら、京都大学は縄文時代の北白川遺跡群。最大で4軒の集落だったとか、それくらいのスケールである。縄文時代は東日本が栄えているからなぁ。
 あるいは栄えているように見える。

 北白川遺跡は集落を大きくするよりも小集団を増やす方向を選択した西日本における縄文人の姿勢を示している。
 そんなことも分析されていた。

 地学関係の人が関わっているエピソードが少し目立って、北白川遺跡の小さな特徴になっていると感じた。ひょんなことから拾われた石棒のように、それと気づかず破壊や破棄されてしまった遺物も多いのだろう。
 今はそんなことがないように計画的に発掘が続けられているとのことで、淡々着々と成果があがっていくことを期待したい。
 土器の編年において北白川遺跡の存在感は大きいということだから。

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京都盆地の縄文世界・北白川遺跡群 (シリーズ「遺跡を学ぶ」)
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