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そだててあそぼう29〜ヒョウタンの絵本 おおつきよしあき・へん

 やまふくあけみ・え。
 食べられない(一部食べられる品種もある)のに大昔から人類に育てられていたヒョウタン。二十世紀まで軽量な水の容器として代わる物のない素材であった。
 プラスチックが普及してからも、ひとつとして同じところのない形で人を楽しませてくれるヒョウタンを紹介する本。

 大きなものは円周が1m、高さが70cmにもなると聞いて、荘子に出てくるエピソードを思い出した。ヒョウタンで実際にボート(というかイカダ)を作ってみるのも、そだててあそぼうに相応しいかもしれない。安全な池でやろう。
 もっとも巨大なヒョウタンを育てるのは流石に難しいらしく、一株に1〜2個で我慢しなければならないし、肥料の準備もしっかりする必要がある。

 容器を生み出す品種なのに、肥料がかなり必要なところが敬遠されてしまっているのかもしれないな。
 また、中身を出すときの腐らせる作業も臭いがする――昔、かいだ覚えがある。
 そんな苦労を乗り越えて世界で一つだけのマイヒョウタンを得るからこそ数奇と言える。子供向けの本だが、ヒョウタンの中身に覗ける世界はディープだ。
 自分が育てて遊ぶならお酒の容器風にして酔拳ごっこしたい。

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ヒョウタンの絵本 (そだててあそぼう (29))
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