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そだててあそぼう94〜ウサギの絵本 たけだるりこ・へん

 やまぐちめぐみ・え。
 ウサギにはアナウサギ(ラビット)とノウサギ(ヘア)の二種類がいて、二つはイヌとネコほども違う。生態の違いを聞けば、アナウサギが飼育に適していることは明らかだ――学校で飼っていたウサギは穴を掘っていたし――が、違いの大きさに驚いた。
 このシリーズには珍しく家畜よりはペットの側面が強い紹介のされかたをしている。肉の食べ方がまったく載せられていないのである。よく物語に出てくる「ウサギのパイ」だけは知りたかった。
 まぁ、栄養のバランスはよくないけどな……。

 ウサギは流石に絵本向きの存在で、絵がいちいち可愛くてきゅんきゅんする。愛玩動物としては鳴くことが少ない点も長所なのであろう。
 反面、繁殖力が旺盛すぎるほど旺盛で、オーストラリアに離された一つのつがいから30年後には2000万匹にまで増えたという話にはおののいた。
 生態系も破壊しまくっただろうなぁ。

 日本ではニッチを他の動物が占めているのか、もともと存在していないアナウサギが野生化して増えて困っている話はあまり聞かない。
 だが、もちろん飼うのに困ったり増えすぎたからといって野に放すのは論外である。著者のいうように責任をもって育ててほしいものだ。

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ウサギの絵本 (そだててあそぼう)
ウサギの絵本 (そだててあそぼう)
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