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オセアニア〜海の人類大移動 国立民族学博物館(編)

 ラパヌイ(イースター島)を、負の面をクローズアップして悪い面の例としてばかり引き合いに出してすまんかった……いろいろと復興の動きがあることを知って感動した。
 ハワイイ(わざとハワイとは表記していない模様)による航海術にしても、タヒチのタトゥーにしても復興と再評価の動きがあって、これらの流れが非常に興味深い。
 ヨーロッパからはもっとも離れた場所にあったから、復興できるだけの文化が残されていたと考えることもできそうだ。マダガスカルもしっかりやっているようだが。

 航海術については若者が西洋の計器を使うことが批判されていて、命を懸けておこなう事だから安易な批判はできないと思った。少なくとも部外者が口を出すときは気をつけなければなるまい。若者が死んだら100%技術は失われるが、計器を使っても生き残れば数十%は継承されるわけで。
 航海術については星の見える角度の変化を記憶して、位置を割り出す方法なども紹介されていて、とても興味深かった。

 コンティキ号が有名すぎてしまっているけれど、ホクレア号のこともしっかり覚えておかないとなぁ。

関連書評
オセアニア〜暮らしの考古学 印東道子

オセアニア―海の人類大移動
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