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そだててあそぼう83〜キウイフルーツの絵本

 すえざわかつひこ・ふくだてつお・へん。ほしのいくみ・え。
 ニュージーランド産のキウイがスーパーの果物売場に並ぶが、実は原産地は中国の毛むくじゃらで中身は緑のくだものキウイフルーツ。
 その歴史は古くて新しく、中国では昔から利用されていたがなぜか果物として栽培されることはなく、1934年になってやっとニュージーランドで作物化された。そして、物凄い勢いで流通量を増やしている。
 なかなか興味深い経歴のフルーツである。

 雌株と雄株があることも興味深くて、土地の狭い日本の農家はできるだけ雄株に土地を与えず、人工受粉で対応したり、いまではニュージーランドから冷凍した花粉を輸入して人工受粉させたりしているそうだ。
 品種によって花が咲く時期が異なるため、蜂などの力を借りて自然に受粉させるのも、なかなか大変な模様。
 地面に植えてもポットは外さず、大きくならないように育てられる雄株の状態に同情した。まさか孫悟空という品種名はそうやって枷をはめられているからついたのか?
 農家にとっての理想型はチョウチンアンコウの雄みたいな雄株なんだろうな……それよりも自家受粉することか。

 キウイをキャラクター化したクリーチャーが不気味かわいくて印象に残った。これでも中身は結構綺麗なのである。果物は見た目ではわからない。

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キウイフルーツの絵本 (そだててあそぼう)
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