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発掘された日本列島2014〜新発見考古速報 文化庁・編

 発掘費用の最大値は平成9年度の1300億円。0.5森喜朗古墳に相当する。平成25年度は520億円まで下がっているとのことで、国土に誇りを持つためには、どこに投資した方がいいかは確定的に明らか。
 ただし、発掘費用とは別に遺跡整備費用は博物館のランニングコストが発生すると、決して安くはないだろう。
 日本人の考古学に対する熱心さには本当に感心する。実際に遺跡公園にいってもそんなに人が多いわけではないのに、よくあれだけの予算をぶんどってくるなぁ。

 最近においても多くの遺跡が発掘されていて、劇的ではないとしても、着実に成果が蓄積されていることが本書を読むことでわかった。小規模な古墳ながら鏡が四面も出土した鴨都波一号墳が気になる。
 古墳大きいゆえに尊からず?それは言い過ぎにしても副葬品の充実ぶりで意外性をみせてくれる古墳が増えると楽しい。同笵鏡の研究がまた進展するね。

 今城塚古墳の再現埴輪が凄かった。朝日新聞社の写真を使っているのは野ざらしで展示されているから、置かれた当時の写真を使った方がいいってところかな?
 あれだけの数が揃うと焼き物でもなかなかの圧迫感がある。飲み屋のたぬきの置物が大量に迫ってくるところを想像すればよいか。

 今後も着実に発掘が続けられていくことを願う。

関連書評
よみがえる大王墓〜今城塚古墳 森田克行

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発掘された日本列島2014 新発見考古速報
発掘された日本列島2014 新発見考古速報
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