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古城の風景7〜桶狭間合戦の城 宮城谷昌光

 いきなり最終回。著者はこれから西にも旅をするぞと意気込んでいるのに桶狭間合戦の城を回りきったところで、ぶつ切り気味に終わってしまった……神奈川県より東もけっきょくいかなかったなぁ。
 同じ密度で日本全国を回っていたら――と考えると非常にもったいない。

 尾張と三河を股に掛けた水野氏の解説は三河武士に戻ってきた感じがして親しめた。やっぱり関東は遠い土地である。静岡県が長いものだから。ただ、宮城谷先生の東三河人感覚では知立や刈谷は尾張の一部に感じると書かれていて驚いた。豊田や安城までが三河らしい。三重県にも関西の部分があるみたいなものだろうか。
 愛知県だと合併の話が少な目なのも心に優しい。静岡県はよくわからないけど合併が大好きだからなぁ。

 岡部元信が高天神城で、大久保忠教に討ち取られた武将であったことが再度描かれていて、さいきん始まった漫画「レイリ」に出てきた岡部元信の最期を意識してしまった。面倒くさいことになった。
 佐久間大学が戦死していなかったら?の歴史IFは興味深い――が、信長周辺の人材はそんなのばかりだから恐ろしい。

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古城の風景〈7〉桶狭間合戦の城
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カテゴリ:歴史 | 17:40 | comments(0) | trackbacks(0)

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