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そだててあそぼう88〜ビワの絵本 なかいしげお・へん あかいけかえこ・え

 中国から長崎に来た茂木と、その文字を田中氏が関東にもちかえって運良く誕生させた田中の二品種が基本となるビワの絵本。
 自分の名前を品種名にしてみせる田中氏は日本人一般とはズレたセンスをしているな。まぁ、いくらでもいる田中だから個人を指すようには感じられないけど。
 茂木や田中が親なのに、親の組み合わせが同じでも別の品種がいくつもできていて品種改良のややこしさが全開だった。
 実生苗を8年育てないとビワは実らず、実ったビワの大半は平凡な味なので新しい品種にはならない。果樹の品種改良がたいへんなこともわかる。

 ビワの育て方については花が枝の先端にできるので、枝が充実するように剪定していくことが、ほかの作物とは違っていておもしろい。
 食べるときは皮の半分をむいてかじり、その穴から種をほじりだして残った皮をむくと良いらしい。食べにくさがかなりネックになっているので覚えておきたい。
 たまに口にする贈答用の大きなビワは本当においしくて同じビワとは思えないときがあったけれど、その理由が鮮度や水はけの良さなどだと知ることができた。

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ビワの絵本 (そだててあそぼう)
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