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南海蒼空戦記3〜マリアナ奪回指令 横山信義

 マリアナ諸島と小笠原諸島のあいだで日米がにらみ合い。どちらも護衛戦闘機をつけられない戦いで、戦線は膠着する。
 日本としてはB-29が大量生産される前にマリアナを落とさなければ本土が危険に晒されるとのことで、再建した機動部隊に新型機を積み込んでの出撃になる。

 ドイツ人技術者の力で、小型高出力エンジン「水星」が完成しているので、烈風が完成している。
 飛電があるので、堀越技師が雷電の設計に時間を割かずに済んだ点も大きいはずだ。他は天山と彗星なので史実とかわらないが、彗星の稼働率は史実よりも高いだろうな。

 空母機動部隊戦はアメリカの陸海軍が協力して戦わなかったおかげで日本軍の辛勝になったが、マリアナを攻略する戦略目的は達成できなかった。そもそも攻略部隊の動きが見えなかったんだが……小笠原の友軍も手をこまねきすぎではないか。
 艦砲射撃がはまって良かったと言わざるを得ない。

 最後は極光の名前をあたえられた和製ウーフーが初陣を飾った。逃げるB-17を追撃しなかったのは大失敗だと思う。多少無理をしてでも全滅させれば、次の敵も具体的な対策をせずに乗り込んできた可能性があるのに……あーあ。

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南海蒼空戦記3 - マリアナ奪回指令 (C・NOVELS)
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