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そだててあそぼう16〜ヒマワリの絵本 かねここうじ・へん やまもとゆうじ・え

 北アメリカはアリゾナ州やニューメキシコ州あたりが原産のヒマワリは花をみるための作物である以上に、世界的には種を得るための植物であり、油をえる作物としては世界4位についている。ちなみに上はダイズ、パーム、ナタネとのこと。一花二鳥、綿花はヒマワリより下なんだな。
 個人的にはヒマワリの種が好きなので日本でも、もっと流通してほしい。小さな種にチョコレートをコーティングした奴はみかけると買いだめする。

 ヒマワリは太陽を追いかけると言われているが、それは生えはじめの頃までで、花を咲かせるときは東に向かって咲かせると決まっているそうだ。花壇にヒマワリを植えるときは、その辺りを考えて植えないとトンデモないことになる。
 葉っぱが光を遮りあわないように気をつけて生えるのは、ヒマワリ以外の植物でも見られることだけど――90度ごとに4段で一周になるトマトとか――段階によって、互生から5枚で一周、8枚で一周と変化していく性質は凝っている。
 また根にVA菌根菌が共生することで栄養や水分の支援をうけ、ヒマワリの後作に良い影響を与えている。どうでもいいけど、羽の生えたピーナッツみたいなVA菌根菌のイメージ絵が安直すぎて面白い。確保しているPの球はもちろんリンである。

 ヨーロッパがもっとも育てている作物というのも珍しい気がして、そこの知識も印象に残った。

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ヒマワリの絵本 (そだててあそぼう (16))
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